身長と「遺伝」、身長と「環境」

世界で最も背の高いといわれるオランダ人

日本人男性の平均身長はわずか171.6㎝で、世界で最も背の高いといわれるオランダ人男性181.7㎝よりちょうど10㎝低いそうです。
女性はというと平均約158cmということで、こちらもまた高いとはいえません。
ではそもそもどうして日本人は身長が低いのでしょうか? 低身長なのでしょうか?
背を伸ばせるのでしょうか?よくいわれるのが「遺伝子の影響」ですが、実は「遺伝子」の影響はわずか23パーセントあまりだといわれています。

では何が関係しているのでしょうか?実のところ「栄養の影響」のほうが大きいといわれています。
なんとその比率31パーセント。
結構な割合です。たしかに日本人も、途上国から先進国へと成長した戦後50年間の間で10㎝以上も平均身長が伸びたそうで「栄養」の果たす役割はかなり大きいといえるでしょう。
たしかにタンパク質、カルシウム、亜鉛、マグネシウム、ビタミンといった栄養をバランスよく摂取することは欠かせません。
いずれにせよ「遺伝」の役割は絶対ではありませんから、親が小柄であっても子供の背が高くなる可能性は十分ありますし、逆に親の身長が低いとしても子供の背が高く伸ばすことや成長する可能性は十分あるといえるわけです。

ほかに関係する要素としてあげられるのが「環境」です。
昔のことわざで『寝る子は育つ』というのがありますが、背を伸ばすにはこれは事実だそうで、背を伸ばすために重要な「成長ホルモン」は、昼間起きている時も出るそうですが、夜寝ている時には何倍も分泌され背を伸ばすといわれています。
ですからこの「成長ホルモン」が特に分泌する時間、この時間に熟睡している必要があります。
そして面白いことに、子供だけでなく大人も睡眠をとらないと身長が縮んでしまうそうです。
これはどういうことかといいますと、骨と骨の間にある「椎間軟骨」という比較的軟らかい組織が影響するらしいのです。
背を伸ばすのです。
なんとこの椎間軟骨、軟らかいだけに圧力を受けると縮んでしまうという性質を持っているため、ずっと寝ないで立っているとこの椎間軟骨が縮まったまま戻らないようになってしまい結果として身長が縮んでしまうことになってしまいます。

Pickup!:骨と骨の間にある「椎間軟骨」という比較的軟らかい組織

背を伸ばすノウハウ教えます!

身長を伸ばすためには「運動」も欠かせません

さらに身長を伸ばすためには「運動」も欠かせません。
確かに、バレーボールやバスケットボールの有名選手はほとんど背が高いですが、これにもやはり背をのばすヒントが隠されています。
まずは運動することで食欲を促進し、睡眠を促します。
背を伸ばすのです。ですから、さきほど述べたような「成長ホルモン」が分泌しやすい環境が整うというわけです。

そして興味深いのが「骨に縦方向の刺激を与える」と効果的である、という点です。
ほどよい縦方向の刺激を与えることによって、骨はその刺激に耐えられるように縦方向に成長すると言われています。背を伸ばすのです。
ですから飛び跳ねるようなスポーツは身長を伸ばすのにまさにうってつけなのです。
しかし注意点としては、何でも言えることですが、やり過ぎは逆効果であるということです。
運動をしすぎて疲れて夕飯も食べずに寝てしまったら成長に不可欠な栄養がとれません。さらには、激しい運動をしてしまい怪我をしたり、体に大きな負担をかけてしまうと逆効果になります。

そして、さらに押さえておきたいのが「普段の姿勢」です。
普段姿勢が悪いと背骨が曲がってしまい、結果として身長が低くなってしまうわけです。
ですから逆に背筋を伸ばすことで身長を伸ばすことができます。
重度の歪みでしたら整骨医のところに行かなければ治りませんが、軽度の歪みであれば「体操」「ヨガ」などで改善できる可能性が十分にあります。

このように自分の普段の心がけで身長を伸ばすことは十分に可能であるといえます。

Pickup!:背筋を伸ばすことで身長を伸ばすこと

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